「春の日は過ぎゆく」

「本日の一本」

「春の日は過ぎゆく」

「八月のクリスマス」のホ・ジノ監督、韓国映画界の至宝「イ・ヨンエ」主演の恋愛物語です。

若く心優しい青年と離婚歴のある美しい女性
二人が恋に落ちるまでの描写や過程がゆっくりと描かれていて
心穏やかに見ていられたのですが、
関係がギクシャクしだしてからは、薄っぺらな感じがして
いまいち、映画に入り込むことが出来ませんでした。
「八月の～」の時は後半グングン引き込まれたんですが・・・・
ヒロインのキャラクターのせいでしょうか？

「家庭を顧みない強い女性」のイメージで見てしまうと
「ワガママな女」的な印象だけが後半付きまとってしまうんですが
見方を変えて「同じ過ちを繰り返したくない女」として物語を見て行くと、
切ない恋愛物語にも見えてきます・・・・
イ・ヨンエさんが美し過ぎるので、ボクは後者の方で見て行くことにしました（笑）
「若い真っ直ぐな恋心を受け止めながらも、割り切った大人の恋愛にも未練がある」
こんな解釈で物語を追っていると、不思議に腹もたちませんでした。
振り回された青年が、最後に出した答えにアッパレッをあげたいと思います。

「バスと女は去ったら追うもんじゃない」
青年のおばあさんの言葉が一番印象に残りました・・・・・

春の日は過ぎゆく

• 出版社/メーカー: 松竹
• 発売日: 2004/11/25
• メディア: DVD

韓国ツインパック1 イルマーレ/春の日は過ぎゆく

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• 発売日: 2006/02/25
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コメント 3

BS2で放送された時に見ました。青年役の方が良かったですよね。イ・ヨンエさんは美しかったのですがなぜ青年を翻弄させる事になったのかの部分がもう少し出ていたら印象は違っていた気がします。私も青年の辛い決断に拍手を送りたいと思います。でも、車のシーンは人ごとながら「オイオイ」って思いましたけど。静かな効果音（風、川などの音響技師さんとして採取する音）にも和みました。
by noel (2006-05-31 11:16) 

男としてはウンスのご都合主義にちょっと閉口するんですよね。
過去にそんな女と付き合ったことがあると、尚更重くなっちゃう。
個人的にはそんな映画でした。
まだ30歳だったイ・ヨンエが美しすぎて、「まあこの人ならいいか」と
思いながら僕も観ていましたけどね（笑）
by ken (2006-05-31 14:45) 

＞noelさん
こんにちは
決断はアッパレなんですが、
こんな綺麗な人に振り回されたいとも思ってしまうのもアリかも（笑９
また遊びに来てください。

＞kenさん
こんにちは
あの美しさは化け物です。
この作品も買っちゃうのかな（笑）
by 魚河岸おじさん (2006-05-31 17:08)