「アメリカ、家族のいる風景」 [DVD]
「本日の一本」
「アメリカ、家族のいる風景」
長いんだか、短いんだか分からない毎日の繰り返し
頭が少し膨らんだような気持ちを抱えながら見たコノ作品
広大なアメリカ西部の景色に身をゆだね、少し気持ちが楽になりました
落ちぶれた西部劇のスター俳優
何もかも嫌気がさして戻った故郷で「自分には子供がいる」と知ります
全てを知るために彼はモンタナへと向かいます・・・・・
ジム・ジャームッシュ監督の「ブロークン・フラワーズ」そしてコノ作品
全く同じ設定の二本の作品ですが、当然ながら全く違う趣の作品でした
とびっきりの作品を生み続ける監督達が映し出す人生物語
オジサン初級のボクには両作品ともタマリマセンでした
人生の反省をどうすれば良いのか分からずにいる主人公の姿を
監督独特の乾いた映像美で見せ付けられる物語
気持ちの中に残る美しいシーンの連続でした
花柄のソファーで呆然と座り続けるシーンのすばらしさっ言ったら
そして、分かったと思い込んだ主人公が彼女から受ける辛い言葉の数々
ココからの展開が本当にスキです
全てのモヤモヤがだんだんと消えて、爽やかなエンディングを迎える快感
情けないオヤジに差す、かすかな希望の光りを思わせる三人の若者の姿
いいラストシーンでした
ドウモアリガット~kenさん
気分転換にはもってこいの作品でした
この映画の味が分かるのなら、歳をとるのも悪くないなと思いました。
中年バンザイ!
by ken (2006-12-18 00:50)
>kenさん
こんばんは
何気ないシーンに共感できる喜び・・・・
年齢は嘘をつきませんね
>ねこにばんさん
niceアリガトウございます
by 魚河岸おじさん (2006-12-18 19:57)