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「パッチギ!LOVE&PEACE」 [映画(劇場)]

「本日は、もう一本」

「パッチギ!LOVE&PEACE」

もう何度見たのだろう・・・・
「パッチギ」
その第二章が公開されました
物凄い期待と不安が入り混じる気持ちを胸に劇場へ・・・・

前作から六年後の物語
舞台は京都から東京江東区枝川
個人的に昔から馴染みがあり、現在は隣町でもある地域が
昭和の歴史の中でどんな扱いを受けてきた場所なのか
何も知らないでいたボクに、彼らの生きた道の過酷さの
ほんの少しだけでも教えてもらった事が、今回一番のポイントでした

「ゴッド・ファーザー パートⅡ」のように
父の青年期と現在をオーバーラップさせる展開は好感が持てましたが
井筒監督
チョット、エピソードを詰め込みすぎましたね(笑)
アンソンとキョンジャが辿る運命を描けば
自然とこうなる事は分かりますが
話がアッチコッチに飛びすぎて、前作のようにラストのカタルシスに向かう感じが
薄れてしまったように思ったのは、過剰な期待をしたボクが悪いんでしょうか
社会の底に生きている人たちを描くことにはゼッタイの信頼がある監督なだけに
すこし、肩透かしを食らった感じです
描きたいことをシッカリと描くことの難しさを教えてくれた作品です

主役二人とチャンス君の演技はOKでしょう
キョンジャ役の中村ゆりちゃんは特に大変だったでしょう
沢尻エリカちゃんのホッペプクプクのイメージが強い役でしたから
「今回はどうかなぁ~」と思っていたボクもすんなりと受け入れられました
コノあたりは、見てはいませんが「NANA」と違うかなと思うところです
ハチ役は、どうしてもあおいチャンのイメージが拭えないもので(笑)
話がそれてしまいましたが
手塚里美さん 風間杜夫さんなど、脇を固める役者さん達が
サラッとしながらも確かな演技で見せてくれた事も
書いておかなければいけないことでしょう

生きること 愛すること
大切な二つのことを、心に焼き付け、再確認することが出来る
そんなパワーは、全編からシッカリ伝わって来ますので
ザンネンな作品ではないと思います
「一生懸命生きることは、ゼッタイにかっこ悪くない」
そんなことが、全編から滲み出ている作品でした







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コメント 2

この映画に親戚の子がちっちゃい役なんですが出演していて、観に行くつもりです。

そっか~、不満が残る感じなんですねー
by (2007-06-24 19:21) 

魚河岸おじさん

>おぺさん
こんにちは
過大な期待が災いした感じです
2作目はむずかしいですね
niceアリガトウございます

>noelさん
こんにちは
niceアリガトウございます
そちらの記事も読ませていただきました
方言は難しいですよね
by 魚河岸おじさん (2007-06-27 17:14) 

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