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「アマデウス ディレクターズ・カット」 [BS]

「本日の一本」

「アマデウス ディレクターズ・カット」

アカデミー賞が近くなると、必ずと言っていいほど放送される傑作
昨夜は、ディレクターズ・カット版が放送されていたので
久しぶりに、三時間ジックリと腰をすえて、作品と向き合いました

何度見ても、息つくヒマも与えない完璧な作品です
冒頭から一気に物語りに引き込まれ、サリエリの告白を聞く神父のように
ラストまで、気持ちを持って行かれたままになります
実は、オリジナルのほうが好きなんですが
名作と言うものは、年を重ねると見方がまるで変わってくるから不思議です

「天才に嫉妬する凡人」
ハッキリとした構図の中で語られる傑作の戯曲
ソコに限りない魅力を感じ、舞台、映画と愛し続けてきた作品ですが
今回はナゼか、サリエリ目線ではなく、アマデウス目線で物語を追っていました
破天荒な立ち振る舞いから人格者として認められない苦悩
まあ、人に迷惑をかけて苦悩も何も無いのですが
才能や行動に、恐怖心を抱き、つぶそうとする凡人(大人)の姿
コノ、情けない惨めな姿ばかりが目に付きました
何か、新しいことが始まったり、起きたりすると
人は恐怖のあまり、防衛しようとすることが多々あります
認めようとせず、排除する
コレでは何も始まりません
現代にも通じるコノ情けない大人の行動
昨夜、モーツァルトの姿を見ながら、そんなことばかり考えていました・・・・・・

先ほど、ディレクターズ・カット版は、アマリ好きではないと書きましたが
ひとつだけ、こっちの方が気に入っている所もあります
モーツァルトの妻である、コンスタンツェの出番が多いことです
二人のやり取りのシーンが多くなる分、彼女のシーンが多くなります
コノ女優さん、顔がモノスゴク好みなんです、カワイイですよね(バカ)

アマデウス ― ディレクターズカット スペシャル・エディション

アマデウス ― ディレクターズカット スペシャル・エディション

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2003/02/07
  • メディア: DVD


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コメント 2

ミック

「アマデウス」は一度しか見ていませんが、この作品はとっても好きです。
モーツァルト側からしか見ていません。
もう一度見たら、サリエリ側から見られるかと思うと、
ちょっと、ワクワクしました。
コンスタンツェ役の女優さんとっても可愛いですよねぇ。
ディレクターズ・カットも見てみたくなりました^^!
by ミック (2008-02-17 23:20) 

魚河岸おじさん

>ミックさん
こんにちは
イイ作品ですよねぇ~
オリジナルは、何度見たか忘れました(笑)
舞台も好きで、何回も観に行った演目です
語りたいですねぇ~
ナンテ、週末の宣伝もしてしまいました(笑)
niceアリガトウございます
by 魚河岸おじさん (2008-02-18 15:27) 

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