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「TOKYO!」 [映画(劇場)]

「本日の一本」

「TOKYO!」

ミシェル・ゴンドリー レオス・カラックス ポン・ジュノ
一筋縄ではいかない才能に溢れる監督たちが映し出すトーキョー
それぞれのイメージで描かれる、それぞれのトーキョー
東京で暮らすボクは、不思議な気持ちで劇場を後にしていました

上京したカップルを軸に描かれる「インテリア・デザイン」
ミシェル・ゴンドリーは、しつこいくらいに二人の数日間を追い続けます
繋がっているようで、すれ違っている二人
不安 不満が爆発しそうになった彼女に訪れる結末の不思議さ
果たして、彼女は幸せになったんだろうか・・・・・
胸騒ぎがするラストシーンが印象的な作品でした

地下に住み、東京の街を恐怖に陥れる緑の怪人「メルド」
レオス・カラックス監督が描くトーキョー
生活している街が徐々に破壊されてゆく、ジワジワとした恐怖感
訳の分からないことを言いながら、日本人を煽り続けるメルド
監督の分身のような怪人が、トーキョーを、日本をかき回してゆきます
哲学的になってくる後半部分からは、好みが分かれる作品だと思いますが
インパクトは本当に強い作品だと思います

10年間引きこもり続ける男の人生が
一人のピザ配達の少女に出会った事から変わって行く物語
「シェイキング東京」
ポン・ジュノ監督が描き出すトーキョーが、一番遠い東京でした
完璧に整理された男の部屋のセット
完璧なライティング
二人の役者が魅せるステキなお芝居
映像に引き込まれれば、引き込まれるほど
ドンドン、トーキョーではない街に思えてきました
ストーリー的には、もう少し深く、煮詰めた感じになるのかなと持っていたので
チョット肩透かしを食らった感は否めませんでした
監督に期待しすぎたのかも知れません

アメリカ、フランス、韓国
曲者監督たちが描くトーキョーの姿
以外に楽しめました
公式HP
http://tokyo-movie.jp/
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