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「あしたの私のつくり方」 [DVD]

「本日の一本」

「あしたの私のつくり方」

市川準監督が創り上げた限りなく優しい物語
「私」「私らしく」「本当の自分」
コドモから若者へと成長してゆくときにぶつかる
本当の自分の気持ちと、偽りの自分の気持ち
狭間でもがく主人公たちが見つけた「あした」は
果たして、ドンナ「あした」なのでしょう?

なるべく目立たぬように
親の前でも明るい子供を演じ
自分が生きているコミューンの中でウマク生き抜いていく
ソンナ、見えないプレッシャーの中で生きている若者たちの姿を見て
「自分の時はドンナだったんだろう?」と
妻と話し合いながら見ていました
人とのコミュニケーションのとり方は、いつの時代も変わりませんが
「ココまで自分を殺していたか」と言うところに話は落ち着きました
ボンヤリとした記憶ですが、もう少し自分を出していた感じがします
一瞬にして、いじめの標的になってしまう恐怖の中で過ごす学校生活
ソンナ中では「じぶん」なんて出せないですよね
メールという存在が、コノ作品でも重要なツールになってます
敵にも見方にもなるアイテムを駆使して行われるコミュニケーション
返信とか、時間関係なく緊張していなければならないのは
ホントに疲れるんだろうなと思いました。
大人になってから感じればいい事を
時間が無限にある若い時から感じてしまうことが
トテモ悲しい事です。

「仲間からの誘いは絶対の断れない」
「ソノ仲間は、親友ではない」
コンナ感じなんでしょうか?
見えないプレッシャーは、よほどなんでしょうね
自分の息子の事も気になります

「じぶんらしく」生きる
誰もが夢見る生き方
悲観なんてしませんが
イイ意味で
十代の時だけでも
「じぶんらしく」生きてほしいと思います。


あしたの私のつくり方 [DVD]

あしたの私のつくり方 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 日活
  • メディア: DVD



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