「ブラインドネス」：魚屋の映画日記：SSブログ

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「ブラインドネス」　[DVD] [編集]

「本日の一本」

「ブラインドネス」

全世界失明
「ナイロビの蜂」のフェルナンド・メイレレス監督が見せるパニックムービーは
大掛かりな世界規模の映像かと思いきや
以外にこじんまりとした、サスペンス作品でした

一人の日本人の感染から始まる、突然失明してしまう病気「ブラインドネス」
感染してしまった人たちを隔離する施設で繰り広げられるドラマは
「人間の本質」に絞られた展開で、極限下での人間の姿を
「見えている人間」と「見えていない人間」との対比を通して
カナリ、シリアスに描かれてゆきます
隔離施設の外の状況を描かずに進んでゆく展開に好感が持てました
ソノ効果がヨク出ている、後半の描き方もイイですね
「気が付いたら、とんでもないことになっている」
SF、パニック物の王道ですが、ヤッパリ引き付けられて行きます

シカシ
オチがヨクありません
予想が出来てしまったのもありますが
アマリにも投げっぱなしすぎます
ジュリアン・ムーア演じる、医師の妻が辿る次の人生は・・・・
考えさせられすぎです
チョット乱暴だったかも

ソコを差し引いてみても、オモシロイ作品です
意外なんですが、木村佳乃の美しさも含め
オススメの作品です