「カフェ・ソウル」

「本日の一本」

「カフェ・ソウル」

フードルポライターの青年が訪れた韓国ソウルの再開発地域
ひょんなことから彼が出会ったお店
ひっそりと営業している伝統菓子店「牡丹堂」です
コノ店の味にほれ込んだ彼は取材を開始しますが
様々な問題が彼の取材を通して見えてきます・・・・・

韓国映画だと思っていたら何のことはない日本映画でした（苦笑）

ゆるくて、盛り上がりのない、何のことはないドラマでした

タダ一つだけ激しく納得した部分があります
コノ映画が伝えたかった1番の部分だと思いますが
「食の記憶、食の教育（食育）」です

幼い頃に食べた物の、味、風味、環境など、決して忘れる事が出来ない記憶
簡単に済ませてしまったり、豪華な流行物が良しとされてしまっている昨今
食べ物本来が持つステキな力がないがしろにされていると思います
母や、父、祖父母の作ったオイシイ料理
近所の肉屋で食べたコロッケやハムカツ
なんでもない食べ物の話を、ウレシそうに語ってくれる人たちはタクサンいます
ソンナなんでもない食べ物の話をコノ作品は語ってくれていると思います
食べ物が持つスバラシイ力を伝えてくれたと思います
ソコの部分には激しく納得できた作品でした

カフェ・ソウル 2枚組 スペシャルDVD

• 出版社/メーカー: 竹書房
• メディア: DVD