「女の子ものがたり」：魚屋の映画日記：SSブログ

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「女の子ものがたり」　[光TV] [編集]

「本日の一本」

「女の子ものがたり」

「西原サンの原作の作品ですから、ぜひとも見なければ！」
待ちに待って、やっとこさ見ることができました

女の子の友情は、とんと分からないボクですが
最後はヤッパリ泣かされてしまいました・・・・

再婚した両親と住み始めた場所で仲良くなった３人組
貧乏や境遇を笑い飛ばす明るさがある三人組の姿は
暗さや悲惨さが無いのですが
見ているほうが、突然現実を確認して、暗くなってしまうくらい
劇中の三人は底抜けに明るいです

小学生　高校生　社会人
３人それぞれの道を歩みながらも、小さな社会で繋がっている友情
親のようになりたくないと思いながら、親と全く同じような結婚をして
同じような生活をしてしまう友人たち
小さな世界から飛び出す力を持つ主人公は
友人の辛い一押しを受け
友情よりも未来を信じて飛び出してゆきます
ココの場面がとにかく素晴らしくて、号泣してしまいました

切れてしまっていたと思っていた友情が
実は繋がっていたと分かるラストの展開は
お約束だろうが、なんだろうが、マタマタ泣けてしまうのでした
乱暴な言い方かもしれませんが
女性の悲しさや弱さやバカさをキチンと描き
男のだらしなさや、自分勝手さもキチンと描き
最後に清々しく終わらせる物語
楽しみました