「ザ・キャラクター」 [舞台（収録）]
「番外編」
「ザ・キャラクター」
WOWOWの舞台中継も
タクサン録りためてしまっています
時間を見つけて見なければ・・・・
各方面で絶賛された野田地図の公演
カナリ体力が必要と判断していたため
コンナ時期まで延び延びになってしまいました・・・・
舞台は町の書道教室
ソノ中で行われている怪しい新興宗教を軸に
野田さんしか描けない舞台が繰り広げられてゆきます
相変わらず
めまぐるしい展開と二つの世界を同時進行させる舞台
「パイパー」から続いている多くの役者さんたちのアンサンブルなど
現代社会に対する警鐘が、上演中鳴り響いているかのような
野田作品の集大成とも言える大掛かりな舞台でした
信じるということ
疑問を持つということ
二つの事が、舞台をグルグル回している感じでした
疑問に対してすぐ答えが出る
その事を疑いもせずに飲み込むことの恐ろしさ
間違いを間違いといえない集団の恐怖
いつの時代も続いている極端に集約され孤立した集団が引き起こす恐怖を
野田さんは、観客の神経を逆なでするような演出で描き出してゆきます
まぁ
これほど不快感が充満した野田作品も珍しいんじゃないでしょうか
お約束の言葉遊びが
漢字を使った展開で語られ
異なった一文字一文字が、見事に繋がれてゆくさまは
サスガの一言でした
ギリシャ神話とリンクしながら
人間の罪と贖罪を描き出し
紙と神をリンクさせ
現代社会に一石を投じた演出
生で観ていたら、かなり疲れたと思います
それほど役者さんたちの芝居がすごすぎて
言葉も出ないほどの衝撃でした
舞台の力をマザマザと見せつけられました
野田さんの表現が
最近直接的になってきた感じがしますが
意図的なのか
怒りなのか
その事が気になります
次回は「THE BEE」の再演だそうですが
この作品も、少人数の舞台ですが
かなり重たい作品です
今回の日本語バージョンは新たに書き下ろしたそうで
07に観た舞台と、どのように変わったのか？
非常にタノシミです
WOWOWさん放送してね
松さんの舞台
野田さんの舞台
カナリ録画してあるんで
一つ一つ大切に観なくちゃね
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