「サラの鍵」 [WOWOW]
「本日の一本」
「サラの鍵」
WOWOWで毎週日曜日に放送している「W座からの招待状」
心にキッとナニかを残してくれる作品を上映してくれます
気に留めておきながら見逃していた作品
ナンの予備知識もなく見る作品
毎週とは行きませんが、カナリ楽しみにしている番組です
今回は「サラの鍵」
映画ファンにはお馴染みの作品でしょう
ボクは子供が出てくるユダヤ人迫害の作品を
アル時期避けてきました
どうしても見ることが辛かったんです
一回は、レンタルまでしたんですが見ませんでした
今回
妻と二人で見ることで、ヤット作品と向き合える時間ができました
1942年パリ
ナチスの占領下でおきたユダヤ人迫害事件
ソコに隠された一人の少女とソノ家族の物語は
60年後にジャーナリストであるジュリアという女性の人生を変えてゆきます
一言で言うと
ヨク出来た作品だということかな
過去と現在を行き来しながら
生きるということを考えさせられる作品
命 家族 罪 赦し
ホントに様々な事が語られてゆきます
60年前の事件
サラという少女が辿る運命
ソレを追うジュリア
別々の時代を生きる二人がつながる瞬間
映画的興奮に包まれた一瞬から
コノ作品は、モノ凄力でボクを引きずり込んでゆきます
彼女とサラの人生を見続ける事
映画的な幸福感に満ち溢れた時間でした
暗く哀しい時代
平和と引き換えに生きにくくなった時代
二つの時代で生きる女性の姿
見事なまでにシンクロしながらエンドロールまで向かいます
知ることで何かを見つけようとするジュリア
知ることを拒むサラの家族
互を強調せずに淡々と進む物語
どちらかに焦点を置かない演出が
善悪とかを語るのではなく
「人が生きるということは?」にのみ強調された物語
「誰かの人生(犠牲)があったからこそ、イマの自分がいる」
当たり前の事なんですが
ソノ当たり前の事を気づかせてくれる作品でした
弟を失ったサラが辿る運命
愛する人の家族の過去を調べることで何かを見つけようとするジュリア
二人の女性にカンペキにヤラれました
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