「藁の楯」 [映画（劇場）]
「本日の一本」
「藁の楯」
連続暴行殺人犯
人間のクズを殺してください
御礼に10億円差し上げます。
自分だったらどうする？
ヒトツの答えが三池監督の作品で語られます
我慢できずに劇場へ向かってしまいました・・・・
死んで当然の人間に懸賞金をかける
警察の威信をかけて守る
究極の選択の先に見えたものは？
ハッキリとしたものはありませんでした
法の裁きの上で死刑になることはOK
人が人を裁くのはNG
ましてやお金が絡むなんて
多くの人はソウ考えるでしょう
ボクもそうでした
デモね
護送中に考えがドンドン変わっていくんですよ
死ねばいいのにって思っちゃうんですよ
ソレぐらい清丸はドウしようもないヤツなんです
ソンなヤツを命懸けで守る5人
一人、また一人と犠牲者が出ます
「プライベート・ライアン」と同じです
一人のために、多くの犠牲者が出ます
イミがあるのでしょうか？
答えのない堂々巡りが続きます
わかっているのは
お金で解決しようとしていることがダメだということくらいかな
お金に目がくらまない人が見せた正義
お金に目がくらんでしまった人が見せた正義
清丸の事件に関して言えば、ボクはどちらも正義だと思っています。
決して正しいことを言っているとは思いませんが
ドンな形であれ、殺されて（死んで）当然の犯人だったからです。
ソコがコノ作品のポイントじゃないかと思うんですよ
チョットでも許したいと思う気持ちが浮かばない設定が見事だったと思います
ありえない話に見えて
ありそうな話
三池監督
恐れ入りました
こんばんは。
何故か魚河岸おじさん更新のお知らせを見て、「藁の盾じゃないか・・」と
思ったのです・・
この作品、私もすごく見たいです。
そして見たらきっと、魚河岸おじさんが感じられたように、何が正しいのか
どうすればいいのか、自分の中でぐるぐる考えが変わっていくように思っています。
レビュー、読ませていただけてよかったです。
ありがとうございます。
by Sho (2013-05-26 00:47)
＞Shoさん
ご無沙汰しております
人間の身勝手さ 崇高さ 優しさ 悪さ
試されているんではなく
綺麗事だけでは生きられない世界を
見せつけられた感じの作品でした。
体調のイイ時に鑑賞されるのがよろしいかと思います。
by 魚河岸おじさん (2013-06-02 16:36)