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「ベイビー大丈夫かっ~BEAT CHILD 1987~」 [映画(劇場)]

「本日の一本」

「ベイビー大丈夫かっ~BEAT CHILD 1987~」

1987年
熊本県阿蘇国立公園内で行われた野外ロックフェスティバル
「BEAT CHILD」
絶好のシチュエーションで行われるはずだったコノイベント
当日はマサカの悪天候
野外フェスなんて言葉もなかった時代
オールナイトのイベントは決行されました

当時22歳のボクは、コノイベントを断片的にしか知ることができず
いつの間にか、アノ頃は的な話でしか聞けなくなりました
なのに
マサカのドキュメンタリーフィルムの公開が決定
数少ない上映時間ではありましたが
ナンとか見ることができました



佐野元春 渡辺美里 尾崎豊 ストリートスライダース BOOWY
レッド・ウォリアーズ 岡本靖幸 ブルーハーツ 白井貴子

当時の日本のロックを引っ張っていたメンツが揃ったイベント
彼らのパフォーマンスを見るだけでもイイんです
10代から心ときめかせていた人達の
当時の映像が26年越しで見れる幸せだけでしたね

開演前から叩きつける豪雨
フェス慣れなんてしているわけない主催者と観客は
モノスゴイ過酷な状況に叩き込まれます
ソノ事だけを追い続ける演出
決行されることがアナウンスされるも
会場の状況は悪化するばかり
ソンななかで始まるブルーハーツのライヴ
こっからはライヴを追い続ける演出に変わります

どうしようもない状況で、ナンとか演りきろうとする白井貴子
見たこともないスカスカな演奏だけど、ドウしようもなくカッコイイ
スライダースとBOOWY
イマ見るとあんまり美人じゃない(ゴメン)美里っちゃん
シェリー 17歳の地図の熱唱に引き込まる尾崎
イマもムカシもナニも変わらない元春
充分マンゾクできる作品でした

朋友ローリー氏はコノイベントに参加していたそうですが
途中から救護施設で過ごしたらしいです
相当ヒドイ状況だったらしいよ

アノ時 アノ場所にいた、ボクと同じくらいのヤツはドウしてんのかな?
イマもアノ時のようにロックを愛し、イマもフェスなんかに顔出してんのかな?
ソレともコノ作品見て「アノ頃は・・・」なんて語っているだけなのかな?
アノ過酷な状況を乗り切れたのは
若さとかで括りたくないよね
無謀にも続行したスタッフを含め、バブルに突入する日本の姿というか
ナンとかなるでしょ的な空気が充満したフェスですが
イマでは考えられない雰囲気が伝わってきます

ココからフジロックやサマソニ、ROJFやアラバキ、EZOや朝霧へと続きます
ナンか感慨深いね
ソレと、元春さんとヒロトのスゴさが再確認できた作品でもありました

「ベイビー大丈夫か?」
「Yes! オレはマダ大丈夫だよ!始まったばかりだよ!」

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