「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」

「本日の一本」

「男はつらいよ　寅次郎忘れな草」

いつかは書くことになるだろうと思っていたシリーズ「男はつらいよ」
実はこのシリーズ、大晦日の我が家のお約束の作品でした。
家族で映画館へ見に行く作品だったのです。
そのためなのか、何故かこのシリーズは、自分の中で大切な作品たちになっていました。

世間は三連休の初日、我が家も人並みにと地元の石釜で焼くピッツァが自慢の店で
久しぶりの外食を楽しみ帰宅して新聞を見るとBSでこの作品がかかっているではないですか、
家族のブーイングをシカトして酔った頭で見ることにしました。

この作品のマドンナは「浅丘ルリ子」さんです。
シリーズに四回も登場している「リリー」さんを演じていて
数ある名作と呼ばれる中でも特に人気のマドンナの作品です。

「寅さん？」みたいに食わず嫌いの方や、わがままし放題で家族に迷惑ばかりかけている
寅さんを受け付けなくて一本も見ていない方に特にお勧めです。
確かにコテコテですし、何も大きなことはおこりませんし
でも、でもですよ
この作品と、この次の共演作の「寅次郎　相合い傘」は映画が好きな方なら
絶対に受け入れてくれる作品だと思いまして、記事にしてみました。

とにかく見て下さい！
日本人のよい所、笑顔の裏の悪い所、本当に良く出ている作品です。
寅さんの、ただのお人よしな部分、その中にある人間が本来あるべきであるやさしさ
そんな所が、少しでも感じてくれれば嬉しいです。
前半に出てくるピアノのエピソード
「自分勝手ジャン！」の一言で終わりそうなエピソードですが
私は何度見ても、ボロボロ涙がこぼれてしまいます。
的外れでも、こういった優しい男になりたいと感じてしまいます。

日本人の忘れてしまった素晴らしい習慣　感性　
何かは感じていただけると思います。

リリーさんのエピソードか吉永小百合さんがマドンナを努める作品が
特にお勧めですので、一度ご覧になってください

全く個人的なコメントになってしまいましたが
一度は書きたいと思っていたシリーズなので今夜、紹介させていただきました。

男はつらいよ 寅次郎忘れな草

• 出版社/メーカー: 松竹
• 発売日: 2005/07/29
• メディア: DVD

男はつらいよ 寅次郎相合い傘

• 出版社/メーカー: 松竹
• 発売日: 2005/07/29
• メディア: DVD

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花

• 出版社/メーカー: 松竹
• 発売日: 2005/07/29
• メディア: DVD

男はつらいよ 寅次郎紅の花〈シリーズ第48作〉

• 出版社/メーカー: 松竹
• 発売日: 2002/07/25
• メディア: DVD

コメント 2

僕はずっと寅さんを食わず嫌いしてました。
けれど先日、４０歳を過ぎた今頃寅さんデビューを飾りましたよ。
「柴又慕情」「噂の寅次郎」の２本を
どちらもある意味、強制的な状況で見てしまいました。
良いっす！面白いっす！これからハマりそうです。
この歳になって寅さんを見始める事ができるなんて
今頃ビートルズにハマって、聞き始める人の幸福に似てますな。
by ツキシマ (2005-09-18 10:06) 

＞soramimiさん
こんばんは。
そーですか！はまりましたか！それはそれは・・・
お気に入りの作品を是非見つけてください！
by 魚河岸おじさん (2005-09-18 18:33)