「TAKESHIS’」 [映画(劇場)]
「本日の一本」
「TAKESHIS'」
「考えるな!感じるんだ!」
ブルース・リー先生の言葉が中盤から聞こえてきました。
「武とたけし」お互いがであった時から始まる物語
お互いどちらかの夢なのか、それとも現実なのか、
北野監督お得意の、乾いた感じの画面からとにかく色んなカット、シーンの
コラージュと言うか、しっかり作った後にぶっ壊した感じのする作品でした。
終盤のイメージの嵐は少し引きましたが、
北野印爆発のこの作品、ボクは楽しめました。
至る所にトラップが仕掛けてありそうで、映画館にも解説めいたポスターが張ってありました。
ボクはもちろん、そんなものは見ません、
12作品、一貫して監督の癖と言うか、カラーが、必ず見つけることが出来ていますので、
今回も、ドップリと北野ワールドに浸り楽しんで来ました。
破裂しそうな頭を抱えて向かった劇場、お客さんは500席に対し20人くらいでした。
そんな、環境もこの作品を見るにはピッタリでした。
マリオンから出て来て目に入った景色、
有楽町再開発地の瓦礫の向こうの国際フォーラム
この作品のイメージにピッタリとはまった感じがしました。
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