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「Vフォー・ヴェンデッタ」 [映画(劇場)]

「本日の一本」

「Vフォー・ヴェンデッタ」

「思い出せ、11月5日の出来事を、火薬陰謀事件と反逆を
忘れることは許されぬ、人々の記憶の底にとどめておけ。」

こんな語りで始まる近未来の物語
独裁政権となった英国を再び国民の手に戻すために立ち上がった男「V」
彼は狂気のテロリストなのか、ただの復讐鬼なのか
それとも圧制から国民を解放する英雄なのか・・・・・・

様々な見方が出来る作品でした。
マトリックスチームの映像美を楽しむだけでもよし
「最後は愛の力が世界を動かす」といった
皆が夢を見ていることをテレもなく真正面から見せてくれる快感に酔うもよし
Vとイヴィーのつつましい愛の物語として見るもよし
見る人それぞれの気持ちの場所で、過激にも優しくも見れる作品だと思います。

テロが良いわけではゼッタイにないのですが、
独裁政権など一握りの人間のワガママで、生活が脅かされるのもNOだと思います。
「じっと我慢していれば、そこそこの生活が送れる・・・」
そんな中で、YESとNOをハッキリと言う勇気を
熱すぎるセリフと演出で徹底的に見せられると
ラストシーンには思わず拍手を送りたくなります。

革命の血が受け継がれ、愛もまた受け継がれる
まさか、この続きを製作するとは思えませんが、
一抹の不安が残る作品でもありました。
ゼッタイ続編作らないでね。


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コメント 2

non_0101

こんばんは。おじゃまします。
この映画は何か不思議な感じがしました。
革命で過激で派手で、殺人場面もすごくて、でもラブストーリーで…
好きな場面は?と訊いたら、人それぞれになりそうな映画ですね。
ちなみに私はイヴィーがVの家を出て行くところがと
1年後に帰ってきてVに自分を語ることろが好きでした。
by non_0101 (2006-05-01 00:25) 

魚河岸おじさん

>nonさん
こんばんは
ボクの密かなお気に入りは、
めがねをかけた不細工な女の子です。
しっかりと真実を見つめる目を持った彼女の勇気に拍手です。
by 魚河岸おじさん (2006-05-02 21:37) 

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