「ビッグ・リバー」 [DVD]
「本日の一本」
「ビッグ・リバー」
人の存在を拒絶するようなアリゾナの砂漠
バックパッカーの日本人がパキスタン人と出会います
二人で旅を始めた矢先に起こるトラブル
助けてくれたのは一人のアメリカ人女性
コノ三人が始めた旅の終着点はドコにあるのか・・・・・
静かで美しいロードムービーでした
ほとんど三人しか出てこない展開と余計な台詞や演出がない分だけ
画面に滲み出る行間と言いますか、間が心地よく
いろんな事を考えることが出来る作品でした
自分を見せずに生きてゆくことは、余計な関係に首を突っ込まなくて済む
とても楽な生き方だとは思いますが
コノ三人がたどる四日間のように
徐々に自分をさらけ出し、自分の本当の居場所を、不器用ながら見つけてゆく
そんな生き方のほうが、とても深くて味わいのある人生だと思います
新しい世界に踏み込む不安
三人三様のターニングポイントとなる四日間
それぞれが道を見つけ、別れの場所となる大陸横断バスのターミナル
ソコからラストへの流れがタマリマセン・・・・
ラストシーンで絶叫するオダギリ・ジョーの情けない必死な姿を見ながら
人との繋がりをもう一度考えさせられる作品でした
オダギリジョーが好きなのにまだ、見ていないんです!
今日、借りてきてみようかな?と、思います!
でも、「ゆれる」も見たいんですよね♪
by ミック (2007-03-21 05:34)
>ミックさん
毎度!(笑)
味わい深い作品ですよ
「ゆれる」みたいですね~
niceアリガトウございます
by 魚河岸おじさん (2007-03-21 07:38)