「1リットルの涙」 [DVD]
「本日の一本」
「1リットルの涙」
治る見込みのない、体がどんどん蝕まれてゆく難病に侵された少女
彼女と彼女の家族、そして、周囲の人々との、闘病、人生の記録
コノ作品を見たときに何を語れば良いのでしょうか
「あたし、なんで生きているんだろう」
「動けない、人の役にも立てない、でも生きたいんです」
こんな、日記を見せられたときに何を語れば良いのでしょう
「大変だなぁ」とか「辛いでしょう」とか「健康にカンシャ」とか
ありきたりの言葉をつらつら並べられない物語
じわじわと死が迫ってくる恐怖と戦いながら
「生きたい」と願う彼女の姿を通して見えてくる人間の強さ
必死に生きようとするソノ姿に、ボクはどんな言葉をかけてあげればよいのでしょうか
公衆電話のボタンを上手く押せない
ほんの少しの段差が上れない
些細なシーンに胸が傷みます
介護 闘病 バリアフリーな社会
当事者の皆さんが送る、過酷な生活を理解することなど到底出来ないボクは
このような作品を通して教えてもらえる一つの大切なこと
必死に、真剣に生きようとしている人と、シッカリと向き合い、共に生きてゆくこと
漠然としたコメントですが、お互いに大声で笑い、泣き、話しながら
社会の荒波を共に泳いでゆきたいと思っただけです
普通に手を差し出せる、普通に感動を悲しみを共有できる
そんな、人間に少しでも近づきたいものです
この映画、存在は知っていたのですが未見です。
自分にとって大切な人って、「生きててくれるだけでいい」と私は思います。
どんな状況でも、「ただ生きててくれるだけでいい」と思います。
でも、その状況が、その人本人にとってものすごく辛いことだったら―
少しでも苦しみがないように、と思うかなあと思います。
by Sho (2007-05-17 23:00)
>shoさん
こんにちは
必死に生きようとする姿
苦しむ姿
今は、簡単な言葉でかけません
生きること
もう一度考えて見ます・・・・
by 魚河岸おじさん (2007-05-21 15:55)