「となり町戦争」

「本日の一本」

「となり町戦争」

田舎の町の旅行代理店に勤めている男
ある日目に止めた広報誌に不思議な記事が
「舞坂町は、隣町の森見町と戦争をします、開戦日は５月７日」
コノ記事の意味することは・・・・
彼は自分の意思とは裏腹に、戦争に巻き込まれてゆきます・・・

って書くと面白そうじゃありません？
ボクもソンナ感じでレンタルしてみたんですが
全くもってオモシロクもなんとも無い作品でした
日常が戦場という想像も出来ない状況を映し出す一つの方法としては
コノ作品のようなやり方もアリなのかもしれませんが
戦争がもつ不条理さや愚かさを訴えかけるまでには達してません
人間に潜む狂気も今ひとつ響いてこなかったのもザンネンです
せっかく芸達者な役者さんを揃えたにも関わらず、もったいないです
原作のほうが、リアルな恐怖を感じられそうな作品でした

一つだけ褒めるところが・・・・
原田知世さんの美しさだけです
彼女の透明感と言うか、無機質な魅力が爆発していました
役柄もあるんでしょうが、感情を出さない役場の職員がピッタリの演技でした
それだけの作品でした

となり町戦争

• 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
• メディア: DVD