「映画は映画だ」

「本日の一本」

「映画は映画だ」

キム・ギドク原案　制作の作品
監督は、キム・ギドク作品で助監督を務めていた人だそうです

ヤクザに憧れる（？）俳優
俳優になりたかったヤクザ
ひょんな事で知り合った二人が制作中の作品で共演してしまう
アル意味あり得ない設定が、いかにもギドクらしい作品ですが
中身は、軽々で甘々な作品でした

自分勝手で、ことごとく共演者を傷つけてしまうスターと
寡黙なヤクザの幹部の対比がおもしろいのですが
それまでなんです
リアルさを求める作品だから、本気で殴りあってもＯＫなんて語られても
悲しいことに演技より先に見えるものが見えない演技であり、演出でした
プロップが面白そうなのに、作品になるとマルでＴＶドラマ的になってしまっているのが残念です

出ている俳優サン二人がイイ男なので
女性ファンにはたまらない作品かもしれませんが
香港ノワールの匂いも感じてしまう位大げさなアクションもいただけません
本来「ココまで描かなくてもいいのに」的な作品が多い国の作品なのに
韓国映画の魅力が薄い点も気になりますね

期待がアル程度あったので、チョットザンネンでした

映画は映画だ [DVD]

• 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
• メディア: DVD

コメント 1

＞モッズパンツさん
niceアリガトウございます
by 魚河岸おじさん (2010-05-10 13:54)