「２０世紀少年　最終章　ぼくらの旗」：魚屋の映画日記：SSブログ

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「２０世紀少年　最終章　ぼくらの旗」　[DVD] [編集]

「本日の１本」

「２０世紀少年　最終章　僕らの旗」

前２作
息子と劇場で見てたんですが
やんごとなき事情で今作は見ることが出来ませんでした
長いインターバルの後、本日家族で見ることが出来ました

コノ作品のみで語れば
駄作でしょう

原作を読まずにトライした物語
１作目のテンションを持続できずに
ズルズルと流れてしまった感が否めないザンネンな作品なんですが
いたるところに、ステキなメッセージが隠されていることも事実です
子供時代の隠しておきたい事
実際と違う記憶で語られる幼少時代を織り込みながら
「ともだち」と言うモンスターと戦う仲間の過去を描き出す最終章は
ともだちの正体よりも、過去と向き合う大人たちの物語として楽しむことがイチバンだと思います
コノ部分をキチンと原作で読んでみたくなりました

スケールが大きいのか小さいのか、中途半端な映像が続き
興ざめしてしまうところを許しながら迎えるクライマックスのライブシーン
バンドを演ってた人　楽器を演奏していた人　ロックが大好きな人は
観客の手拍子もご愛嬌で許してしまえば、イガイに感動できます
１作目と同じく音楽が持つ力を再確認できる作品ではないでしょうか

劇場公開とナンカ違う作品になっているらしいんですが
確認のしようがないので、見た人と語り合いたいと思います

最後に一言

男の子に生まれて生まれてよかった
ロックが好きでよかった
全てを受け入れてくれる友達の大切さを
確認できる作品に出会えてよかった