「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」

「本日の１本」

「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」


更新が思うようにいきません
忙しさもあるのですが、チョット心境に変化が見られます
「セーラー服と機関銃」「空気人形」「スラムドック・ミリオネア」「蛇とピアス」「ジョゼと虎と魚たち」など
光ＴＶなどで旧作ばかり見ている日々が続いています
一度見て好きになり、二度、三度見返して見つける新しい魅力
シバラク、コンナ生活が続きそうです




マカオで暮らす裕福な家族が、何者かに突然襲われる事件がおきます
事件を聞きつけ、フランスから駆けつけた男
被害者の父親と名乗る男は復讐を誓い、マカオの街へと・・・・


ジョニー・トー監督の新作は
イイもワルイも、監督らしさ満載の作品でした

復讐を誓い、殺し屋を雇い、自らも行動を起こす主人公
封印していた過去を呼び起こし、３人の殺し屋と共に
巨大な組織に立ち向かってゆく彼らの姿は
友情と暴力に溢れたハードボイルドな作品に仕上がっています

銃弾で走らされる無人の自転車
圧縮した新聞紙を転がしながら繰り広げられる銃撃戦
殺す側、殺される側、家族の前では平静を装う状況
お決まりなんですが、飯を食べながら絆を深めてゆく場面
監督印満載の作品に仕上がっています

復讐で終わると思いきや、モウ一つ「記憶」というキーワードが絡まってきます
ココがコノ作品のポイントになってきます
多くは書きませんが、ナカナカウマイ展開になっていると思います
記憶をめぐる男の友情
監督・・・・サスガです・・・・

コメント 2

最初に受けた印象って大きいですよね。

私も「２度目だけどレンタルしよう」と思った時はもうその映画が好きな映画に確実に入っていると思ってます。

by aco (2011-06-02 17:48) 

＞acoさん
ゴブサタです
お元気ですか？
何度も見返す作品こそ
新しい発見が見る度にあると思います
niceアリガトウございます

by 魚河岸おじさん (2011-06-08 06:40)