「シーサイドモーテル」

「本日の１本」

「シーサイドモーテル」


山の中にあるのに「シーサイドモーテル」なんて
冒頭から胡散臭さ満載で始まるコノ作品
シャープなのにザラっとした質感で見せる画像も含め
四つの部屋で進む、騙し合いの物語は
各部屋それぞれの思惑が絡み合い
濃密な夏の一夜が繰り広げられて行きます・・・・

各エピソードは面白いんですけど
ラストにグッとくるカタルシスはアリマセン

ジメッとした湿度感は、鑑賞中続くんですが
山中のモーテルな感じは出ていません

出演されている俳優さんたちはサスガの演技なんですが
心にはグッときません

よって

アンマリ面白くはないのかもしれません

デモ

コンナ感想になりました






「モーテル」という響き

猥雑さというか、エロっぽいというか
チョッと胡散臭い感じの場所で、胡散臭いヤツラが
アル意味、死に者狂いでつき続ける嘘の数々が
滑稽ではあるんですが、自分の胸に突き刺さるものもあります

芸達者な役者さんたち、カワイイ女優さんたち、イケメンな役者さんたち
イロンな肩書きの役者さんが、それぞれの部屋で演じるエピソード
ピッタリはまっているのかは別として
軽く見ているつもりが、いつの間にか引き込まれています

無理やりチックなオチのつけ方もご愛嬌ですが
麻生久美子嬢の新しい一面を見れた後に訪れるエンディングでのお姿は
彼女の美しさを再確認できる見事な１シーンでした
エンディングで流れる「ランナウェイ」はお見事でした！