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「さや侍」 [DVD]


「本日の一本」

「さや侍」


松本人志

各方面に才能を開花させている人物
彼が起こすアクションは、人を惹きつけてやみませんが
映画制作を発表したときには、スコシ「?」でした
過去の2作品を見ていないので、何もコメントできませんが
今回の作品は題材も含め、直球勝負なのかなと思い
見てみることにしました




鞘しか持たない侍
母を亡くし、追われる身となった父との旅を続ける娘

逃れきれず、囚われの身になった侍に与えられた罰は
「三十日の業」
笑顔を忘れた若君を三十日の間に笑わせる
ソレができなければ切腹
無口で不器用な侍が挑む笑いの世界
親子 周囲の人々を巻き込んだ三十日が始まります


前半は、正直かったるかったですね
テンポも独特で、あんまり引き込まれなかったんですが
中盤を過ぎて、周囲を巻き込みながら進みだした物語は
突然ギアが変わったかのように、ものすごいスピードで走り出します
くだらなくて笑ってしまっていた一芸が
いつしかタノシミになってゆく過程
公開芸になってからの町民たちの期待とリンクして見続けるボクがいます
監督の見事な手腕だと思います

サテ

アトは着地させるのか?
意地悪な期待を含め、物語を追い続けました

武士である事への誇り
残される娘への無念
ラストのスバラシイ展開を含め
手紙に表した歌(メッセージ)で集約させる王道の演出が
コレほど胸を締め付けるとは思いませんでした
若君にいつ笑顔が戻るのか?
ソコを見事に昇華させたラストシーンも含め


正直、お見事の一言しかありません!









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