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「CASSHERN」 [映画(録画)]

「本日の一本」

「CASSHERN」

2004年の作品で、アニメ「新造人間 キャシャーン」の実写版です。

公開当時、かなり期待して見に行ったのですが、
ただ、泣くか、叫ぶかのセリフとCGに目を取られじっくり観賞した記憶が無く
今回もう一度見てみることにしました。

とにかく、恨みが充満して爆発しそうなイメージが全編にわたり感じられ
監督が本当に言いたかった事が表に出ていないと思います。
「争う事は良くない、人はいつ分かり合えるのか」みたいなセリフばかりで
そこに、戦争、親子、人間、非人間の争いをかぶせて
平和をアピールしようとしているのか、人間の本質を考えさせようとしているのか
あまり、こちらに響いて来ませんでした。
人間の根元のテーマに切り込むのならもう少し違った表現にしても
良かったのかも知れません、
人が人を殺す、この現実は今だ世界中にあふれています。
様々な表現方法でいろんなアーティストたちが平和を訴えています。
この作品もその一つとして見ることが一番なのかもしれません。

最後に、麻生久美子さんはこの作品の中でもやはり飛びぬけていました。
素晴らしく美しかったです。


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「クジラの島の少女」 [映画(録画)]

「本日の一本」

「クジラの島の少女」

ニュージーランドの映画です。今夜WOWOWで偶然見ました。
何の予備知識もなくみたのですが、なかなか素晴らしい映画でした。

ニュージーランドの部族に伝わるクジラに導かれてやってきたという先人
その子孫の話で、不幸な事故で生まれてきた村長の孫が伝統を守りつつ
古いしきたりを打ち破ろうとする姿を追ったドラマです。

伝統を守ろうとするあまり、アタマが硬くなってしまう祖父
年代的に責任感やしきたりに固執する姿はどの国の人間にも当てはまると思います。
心に傷を持ちながら大好きな島、祖父の為伝統を壊そうとするヒロインの少女は
けなげで力強く、たくましくみえました。
性別、国籍も大事だとは思いますが、この少女の様に
目の前の壁を何とか乗り越えようとする姿は清々しく美しく見えて、
ラストシーンは思わず笑顔がこぼれていました。
この感動をすぐ書いておきます。


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「勝利への脱出」 [映画(録画)]

「本日の一本」

「勝利への脱出」

いよいよ、チャンピォンズリーグや各国のサッカーリーグの優勝が決まる時期になりました。
私はサッカーも子供の頃より大好きで、この時期はニュースや中継が気になり、
映画どころでは無くなる日も度々です。(もちろん日本代表も応援してます。)
そんな時期に昨日BSでこの作品がやっていました。
物凄く久しぶりに見ることに、ちなみに1981年の作品です。

監督はジョン・ヒューストン、シルベスター・スタローン、マイケル・ケイン出演
それに、神様ペレ(ブラジル)、ボビームーア(イギリス)、アルディレス(アルゼンチン)など
当時現役もしくは引退したて位のサッカー界のスター達が連合軍チームで
華麗なプレーを見せてくれます。

物語は1943年の捕虜収容所、戦局の停滞から占領下のパリで
ドイツ代表と捕虜の兵士たちから構成された連合軍チームでの
サッカーの試合が企画されます。
表向きは友好的ですが、その裏側で、両国とも色々な思惑が絡みます。
連合軍は脱走を企て、ドイツ軍は自国の強さを世界に知らしめようとし
様々なドラマがラストの試合で一つになります。

と書きましたが、何年振りかで観た作品は、ラストの試合シーン以外
まるでだめでした。全てが中途半端で練られておらず。
あまりにもハリウッド的に感じてしまいました。
試合のシーンも凄い!というまではいきませんが、やはりどきどきしながら見てしまいます。
今のサッカーのレベルで見てしまうからではなく、カットや写し方の問題だと思います。
当時はみな校庭でペレのオーバーヘッドキックをまねしたのを思い出しました。
サッカーは世界共通語だと改めて思いました。
サッカー好きでまだ見ていない方は是非ご覧下さい。


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「魔性の夏・四谷怪談より」と「わらう伊右衛門」 [映画(録画)]

「本日の一本」

「魔性の夏・四谷怪談より」と「わらう伊右衛門」

今日は朝から録りだめをしていたビデオを見ています。
この2作品は蜷川幸雄監督作品で両作品とも四谷怪談をテーマに
作られていて、続けて見ると同じ監督の作品でも
製作時期と原作者が違うとまるでイメージが変わって楽しめました。

監督は舞台でも四谷怪談を演出していて、その作品も観たことがありますが、
「魔性の夏」はそれに近い感じがしました。
伊右衛門が次第に狂ってゆくさまをショーケンがうまく演じています。
関根恵子、夏目雅子、森下愛子(若い)など女優さん達の演技もがんばっていました。

「わらう(漢字が見つかりません、すいません)伊右衛門」は
原作が京極夏彦のせいか、まったく違った四谷怪談になっています。
今までは岩の怨念で伊右衛門が狂気の世界に落ちる話ですが、
本作は彼らをとりまく人々のほうが狂っていて
二人は互いに愛し合っているのに結ばれないといった設定は
忠臣蔵を絡めた四谷怪談より心にきました。
「うらめしや伊右衛門さま」こんな有名なセリフをこれだけロマンティックなシーンで
セクシーに語られるとはちょっとびっくりです。
とにかく小雪のお岩は美しいの一言です。

二作品をみて新しい作品のほうが何だか舞台を観ている感覚をうけたのが
今回の一番の発見かもしれません。


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「ドラゴンへの道」 [映画(録画)]

「本日の一本」

「ドラゴンへの道」

きょうは連休前でとにかく忙しく家に着いたのが夜でした。
風邪気味もあり早く寝ようと思いとりあえず新聞に目を通すと
なんと、衛星で「ドラゴンへの道」が入るではないですか、
家族のブーイングも聞かず、また見てしまいました。

ストーリーはブルース・リー演じるタン・ロンがローマの中国人経営のレストランの
依頼で香港から用心棒でやってきて事件をクンフーで解決するという
なんとも、単純なお話です。

とにかく30年もまえの映画ですしツッコミ所満載ですが、私たち世代
特に男子はブルース・リーはかなり特別な存在だと思います。
初めて映画館で彼の作品を観たのは「ドラゴン危機一髪」でした
父親に頼み込んで池袋劇場(今のヒューマックス)で見ました
それから、ロードショー別冊の本や、サントラ(当時は最後の決闘のシーンが録音
されていたり、「燃えよ・ドラゴン」の完全収録版など)を買って
少ない情報量の中かなりのめり込みました。
ビデオも全て買い、もちろん、DVDになれば買い、嫌と言うほどみているのに、
今夜もまた、あの一瞬にして表情が変わったと思った瞬間に
相手を倒すシーンを見て、「カッコイイ」を連発してしまいました。
なんだか、忙しさのなか特をした気分です。

しかし、息子はあの相手を倒すシーンを見せても何の感想も出ません、
ちょっと、寂しい気持ちになりました。
妻は一言「アチャーとか言っている人より、ジャッキー・チェンの方が好き
それより、ブラピの方が断然良いよ」だそうです。

ちょっと、悲しくなりました。


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「マスター・アンド・コマンダー」 [映画(録画)]

本日の一本

「マスター・アンド・コマンダー」

ピーター・ウィアー監督、ラッセル・クロウ主演の海洋スペクタクルドラマです。
19世紀初頭フランスの武装船に挑む英国軍艦の乗組員の姿を
人間ドラマが得意な監督らしく上質の作品だと思います。
しかし、この時代を舞台にした映画があまり好きではない自分は
戦闘シーンの迫力には身を乗り出して見る感じですが、
映像の綺麗さを抜きにするとあまり感情移入できませんでした。
二日酔いの体で見たせいもあるのかもしれませんが、
何となく出来すぎの男の友情ドラマの感じから出れない気がします。


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花とアリス [映画(録画)]

本日の一本
「花とアリス」
岩井俊二監督、鈴木杏、蒼井優出演の青春ドラマです。
二日間ヘビーな作品を観たので今日はちょっと軽めの作品にしました。
とにかく監督の映像は美しいの一言です。
光の使い方ソフトフォーカスの見事さに花を撮らせたら最高の監督です。
話のほうはハナとアリスの二人の親友同士が恋や友情に悩みながら
時にはずるく時にはまっすぐに成長してゆく姿を追った作品で
本当にのんびりニヤニヤ観れました。
女の子をこれ程可愛く撮れる才能に感心します。
演技なのか地なのか分からない位自然な二人の演技に岩井作品おなじみの
俳優さんたちが絡み作品に重みを出しています。
アリスと父親のシーン、アリスのバレエのシーンは私の大好きなシーンの一つです。
なんか、ほのぼのさせてもらいました。


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