「怒りの葡萄」 [DVD]
「本日の一本」
「怒りの葡萄」
師走の我が家のお楽しみ「銀座でお買い物&お食事」が昨夜決行されました!
街がキラキラと綺麗に輝くこの時期、仕事も日に日に忙しくなるため
一足早いクリスマス気分を味わう我が家の恒例行事です。
食後に銀座通りをプラプラしていると、ミキモトのツリーの近くの書店に
DVD¥500の看板が目に付きました。早速覗いてみると・・・・
名作と呼ばれる作品が200タイトルもあり「ローマの休日」や「風と共に去りぬ」など
クラシックな作品が数多くあり、何枚か一気に買ってしまいました。
本日はそのなかの一本で、ジョン・フォード監督 ヘンリー・フォンダ主演
ジョン・スタインベック原作の社会派ドラマの傑作です(1939年作)
オクラホマの荒涼とした大地、小作農で何とか生活している人々
近代化の波と大不況のあおりを受け、何十年も生活した土地を追われます
目指すはカリフォルニアの大地、しかしそこでも過酷な運命が待ち受けます・・・・・
主人公トム・ジョードはこの作品の中で、貧しく力を持たない人達の中で
警察や地主のような権力の象徴に立ち向かう象徴のように描かれてはいますが
ボクが感じたのは、彼はもっとその先の権力や欲とは全く関係のない
自由を願うだけの男に写りました。
権力を傘に弱いものを痛めつける人
何も知らない人達からいいように搾取を続ける人達
今から60年以上の物語なのに世界各地で同じようなことが未だに起きている事実
何も変らない事がありすぎることに憤りを感じます。
そんな中、小さな優しさを与えてくれる人がいて
国も微力ながらそんな人達を援助する姿勢が描かれていて救われます。
ラストに彼の母親が語るセリフに希望がわきます。
母なる大地を追われた人に希望を与えたのは自分の母親であるこのラストは最高です。
原作も読んで、映画も観た記憶がよみがえりました。
500円じゃ、買いまくりですよね(^^)
by goinkyonosora (2005-12-13 21:56)
>おぺさん
こんばんは
買ったのはいいんですが・・・・・・
見る時間がなかなか無くて・・・・・
TOYOTAカップも始まっているし・・・・
スイマセンぐちってしまいました(笑)
niceアリガトウございます。
by 魚河岸おじさん (2005-12-14 17:27)