「チーム・バチスタの栄光」 [映画(劇場)]
「本日の一本」
「チーム・バチスタの栄光」
キヨシローのライブ(サイコーでした)の前に、チョット時間があったので
「コノ作品はヤハリ見ておかないと」と思い、駆け足で劇場へ・・・・
原作未読のまま見たのですが、ソレがかえってヨイ方向へ向かった作品かもしれません
程よい緊張感が漂っているスクリーンに釘付けでした
キャラクター設定が見事ですねぇ~
それぞれがプロで、それぞれが怪しい
当たり前の設定が面白くなるのは、人物の描き方になるんですが
コノ物語は本当に、人物描写が上手いと思います
ソンナ、チーム・バチスタを調べる白鳥と田口のコンビもヨイです
「人があっさりと捨ててしまうもの目を向ける優しさ」を持つ田口
外見よりも強い精神力があることを覗かせるシーンも含め
竹内結子さんが、今回も見事に演じてくれています
ナンともいえない浮遊感を持った感じで見せる田口役
コノところの彼女は本当に神がかり的に、出る作品全てがヨイです
コレからも注目してゆかなければ・・・・
「あなたたちから見れば、雲の上の人」とあっさり言ってのける白鳥
やる事なす事、破天荒で読めない行動が笑いを誘う役柄ですが
自信に裏打ちされた、馴れ合いにならない強い精神力などは、目を見張るものがあります
単純に嫌われキャラにならないのは、原作のスバラシさと阿部チャンの演技の賜物でしょう
コノ人は、チョット変わった人を演じさせると、抜群の演技を見せてくれます
軽いどんでん返しが続き、真犯人に向かってゆく展開は
取り分け「おぉ~」と唸るほどの物語ではないのですが
仕事に対する向かい方を考えさせられる作品でした
真っ直ぐに向かいすぎて、道を間違えてしまう人
自意識過剰で、実力以上の仕事で力を出せない人
たゆまぬ努力の先に、必ず報われる日がやってくると信じている人
プロがプロである以上、サイコーの仕事をすることは、当たり前の事で
そのために自分を律してゆく姿を見せてくれたことが一番の収穫でした
ソンナ中、犯人の動機が、いかにも現代的で、悲しく響き渡ります
コノあたりが、コノ物語の魅力なのかもしれません
刃物の傷が苦手なボクは、手術シーンがリアルで困ったんですが
楽しめました!原作読んでみます
残念ながら本を先に読んでしまったのですが・・・
楽しめますかね?
by (2008-02-17 09:11)
>おぺさん
おはようございます
原作を読んだ方には物足りないようです・・・・
デモ
阿部チャン、結子チャン
二人の演技を見るだけでも、楽しめると思いますよ
niceアリガトウございます
by 魚河岸おじさん (2008-02-17 09:21)
>はっこうさん
いつもniceアリガトウございます
気が向いた時でケッコウなので
コメントなんぞを残して頂ければ幸いです
by 魚河岸おじさん (2008-02-22 16:57)