「歓喜の歌」

「本日の一本」

「歓喜の歌」

立川志の輔サンの傑作落語の映画化です
映像とは言え、ドンドン引き込まれていった噺
果たして映画の世界ではドンナ感じでしょうか・・・・

「話を膨らませすぎです！」

ダブルブッキングが巻き起こす二日間の出来事
噺家一人で語られる世界が、モノスゴク密度が濃いのに対し
色んなエピソードを織り込ませすぎた物語が
ドンドンしらけてきてしまうのがザンネンでした
「ソコまでは無理でしょう」的なエピソードが多すぎて
一瞬しらけてしまいます
デモ
膨らませた部分が涙を誘うときもあり
非常に、ビミョーな作品でもあります

元ネタの良いところは、キッチリと織り込んだところまでは評価できる作品なんですが
肉付けした部分が、ザンネンでならない作品でもあります
クライマックスのカタルシスは気持ちよいのですが
心地ヨイ爽快感には程遠い作品でした

落語のスゴサ
見せ付けられた作品です

歓喜の歌

• 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
• メディア: DVD

志の輔らくごのおもちかえりDVD 1 「歓喜の歌2007」

• 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
• メディア: DVD

コメント 4

おっしゃるとおりですね。
元の話が完成されてますからね。
広げ方次第で潰してしまう部分もあります。

私は、落語も映画も両方好きでした。
by みなみー (2008-09-20 22:15) 

＞みなみーさん
おはようございます
両方楽しめるんですが
会場設定のシーンだけはどうしても許せないんですけど（笑）
niceアリガトウございます
by 魚河岸おじさん (2008-09-23 10:07) 

残念ながら映画は観ていません。
そうですか、かなり膨らんでいるんですか。
観てはいませんが、おそらく観たら、志の輔さんの噺の方が好きだと思うんだろうな・・・とは思っていました。
座布団一枚のワンダーランド。
やっぱり落語ってすごいですね。
ていうか、落語界の中でも、やっぱり志の輔さんの完成度ってすごいと思います。
by tap (2008-09-24 12:24) 

＞tapさん
こんにちは
映画もナカナカなんですが・・・・
広げすぎちゃいました（苦笑）
志の輔さんのスゴサ再確認です
niceアリガトウございます
by 魚河岸おじさん (2008-09-24 17:12)