SSブログ

「ぜんぶ、フィデルのせい」 [DVD]

「本日の一本」

「ぜんぶ、フィデルのせい」

フィデルのせい?

なんのこっちゃなタイトルなんですが
フィデルとは革命家「フィデル・カストロ」の事
70年代、カストロの革命が欧米に与えた影響や当時の社会情勢を
1人の少女の目線を通して、ユーモアの中にチラッとリアルさを流し込み
ホンワカとした小品に作り上げました

何不自由なく育ってきた少女が直面した「キョーサン主義」
生活はガラッと変わり、直面する様々な彼女なりの問題
タダ反抗するだけだった彼女の中でしたが
共同生活を続ける中で、彼女なりの自由であったり、社会観が芽生え始めます
フランス映画らしい、映像の中で繰り広げられる彼女の革命の顛末は
アンナを演じた「ニナ・ケルヴェル」ちゃんの愛らしい仏頂面と共に
ほんのりとあったかな家族愛に満ちた物語になってゆきます
いきなり、親の勝手で、ガラッと変わる生活
そのときに子供たち感じる疑問と不安を
共産主義という、非常に分かりやすい題材で、上手く描かれていると思います
貧乏や暴力、そして移民や難民
子供を取り巻く環境が、ガラッと変わってしまう事は、多分にあると思います
ソンナ時、子供たちはナニを感じているんだろうか?
深く考えて見続けると、ソンナコトも思ってしまう物語でした



ぜんぶ、フィデルのせい

ぜんぶ、フィデルのせい

  • 出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ
  • メディア: DVD



nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 2

**feeling**

なんとなく。

女の子の声がキンキンでごめんなさいですが、順応して行くのって早いんだなと感心した。共産主義。
by **feeling** (2009-01-24 11:49) 

魚河岸おじさん

>**feeling**さん
おはようございます
ヨク出来た作品ですよね
niceアリガトウございます
by 魚河岸おじさん (2009-01-25 08:53) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

「ハプニング」「ブレス」 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。