「クライマーズ・ハイ」

「本日の一本」

「クライマーズ・ハイ」

1985年8月12日　日航機墜落事故
未だ生々しい記憶があるコノ事件をベースに
地元新聞社の記者達の姿を追ったコノ作品
原作を読んでいないこともありまして
ニュートラルな状態のなか、家族と見始めました

一つの事故きっかけに始まる新聞社の報道合戦
ソノ渦に身を投げ込む新聞社の人々の姿
「事故現場」の再現ではなく
記者、バックアップする人たちの姿を追い続けた展開には惹きこまれました
「伝える事」
使命感、向上心、悲壮感、怒り、哀しみ
新聞紙面を使い、何をどう伝えるのか？にかける人たちの姿には惹きこまれました

デモ
事故の衝撃が強すぎる為、アマリ劇的に描かれると
かえって鼻についてしまうかもしれませんね
「記事にする為にコンナ事が起きていました」と伝えてくれることは大事だと思います
映画的にもヨク出来ていると思います
チョット、エンターテイメントすぎたのではないでしょうか？
ドラマチックすぎるかも知れません
ソコがチョット気になりました

アノ日
20歳だったボクの幼馴染は
某TV局の報道として、アノ山に登りました
ソノ時のことを彼は未だに語りません
「語る事」「語らない事」
鑑賞後、家族でそんな事について話しました
1本の映画がもたらしてくれた貴重な時間でした

クライマーズ・ハイ [DVD]

• 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
• メディア: DVD

コメント 5

私も何となく「違和感」があったのですが、
>チョット、エンターテイメントすぎたのではないでしょうか？
そう感じていたのだと思いました。
そもそもこの事故を、映画(というエンターテイメント)にしていいのか?
という思いが、どうしても消えませんでした。


by Sho (2010-01-10 13:08) 

こんばんは。
この作品を観た後に家族で語り合えるなんて素敵ですね～
いろいろなことを考えさせられるストーリーだけに
とても勉強になる気がします。
私ももう一度観て考えたくなりました☆
by non_0101 (2010-01-10 22:05) 

>shoさん
こんにちは
伝えるということでは、映画も小説も大切だと思います
ボク的には、こう感じてしまったので書き残しました

＞non_0101さん
こんにちは
想像とは違う展開でしたね
最近は、家族で話す作品が多くなった気がします
niceアリガトウございます

＞モッズパンツさん
niceアリガトウございます
by 魚河岸おじさん (2010-01-11 12:24) 

私は、その事故にあった人と同級生です。
その傷は。
語れません。
報道がいかにすさまじかったか。。。
語れません
by **feeling** (2010-01-21 22:31) 

＞**feeling**さん
こんにちは
言葉もアリマセン・・・・

by 魚河岸おじさん (2010-01-27 15:30)