「アンコール」 [映画(劇場)]
「本日の一本」
「アンコール」
老人の合唱団の物語
ソレこそ使い古されそうな題材なのに
ステキな物語がイギリスから生まれました
コノ手の小品にはハズレがないイギリス映画
今回も、ミゴトに泣かされ、笑わされ、踊らされました
くちびるに歌を
ロックやポップスを歌う、老人の合唱団
ソコで起きるエピソードを散りばめながら語られる物語
夫婦 父子 母子 孫
不器用で無骨な男たちのわだかまりを
70代 20代 8歳の女性たちが解きほぐそうとします
ソコで必要となるのは音楽
音楽のチカラを見せ付けられる作品でした
年老いた人たちがロックやヒップホップを歌う
滑稽な部分だけがクローズアップされがちですが
音楽を楽しむことに、国境や年齢は関係がないことを
キチンと教えてくれる物語は
世界中、ドンな場所でも受け入れられると思います
言葉で伝えられないことを歌に託す
愛だけではなく、生き続けることや
怒りや哀しみも全てを歌に託す
音楽がなければ生きる意味はないと思っているボクには
トテモ大切な作品になりました。
歌は、人の生き様を映す鏡
ソウ思っていたことを確認できたことが
ナンだかウレシイ作品でした。
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