「ソハの地下水道」

「本日の一本」

「ソハの地下水道」

8月15日

今年も夏の一日がやってきました
ナニも語りません
タダ一言だけ

平和がイイに決まってる




ナチスによるホロコーストを題材にした作品
数々の作品で描かれた悲劇
コノ作品も大きな括りで言えば
真新しいものではありません
主人公が善人ではないと言うことがポイントですが
だからといって、大きな感動につながるものでもありません
人が人に対して行った残虐な行為を描き
戦争の悲惨さを訴える
戦後68年を迎えたイマでさえ
この様な事実がドンドン出てくる
ソコにポイントがあると思います

戦時中
ソレこそ世界中で心の善悪で苦悩した人々がタクサンいたと思います
人を殺すことに疑問を抱く
人を虐待することに疑問を抱かない
人の心の中にある光と闇を描けば
ソレこそ、コレからも数多くの作品が生まれると思います
「モウ戦争映画は見たくはない」
ソウ思いながらも
「イヤ、忘れないために語り継がねばいけない」
経験者がコノ先、ドンドンお亡くなりになる現実をみれば
映像で残す作業は大切だと思います
当時生きていた全ての方々に
戦時中の物語があるはずです
思い出したくない方々もタクサンいらっしゃると思います
ですが
ソノ方たちが語ってくださらなければ
過去に起きたコトで括られる危険もあります
日本がアジア諸国で行った行為
アメリカが日本に行った行為
ドイツがユダヤ人に行った行為
ソレこそたくさんの現実が戦時中にはあるはずです
見るには辛いものもあるでしょう
でも
語ってくださる方がいらっしゃるのであれば
耳を傾ける必要はあると思います
ソンな思いがある限り
ボクは戦争映画を見続けようと思います。

2013.08.15