「ロマンス」 [松さん]
「夏に観た演劇 3演目」
「ロマンス」
井上ひさしさんの作品に、松さんが出演する
このことだけでも、チョットした驚きなんですが
共演者の方たちの、大人度合いがハンパじゃないコノ演目
どぉなのよ、わが女神、松さん・・・・
不安と期待は膨らむばかりです
チェーホフの人生をなぞりながら
彼を支え続けた妹マリア(松さん)と自由奔放な妻オリガ(大竹しのぶさん)
マリアの献身的な一生を軸に、晩年のチェーホフが引き寄せた
哀しくてやるせない物語を、大人な俳優さん6人がシッカリと演じてくれました
松さんが出演しなかったら、決して観ることが無かったであろう、こまつ座の演劇
正統派といいますか、シッカリとした台詞が耳に気持ちイイ舞台でした
知らない間に、ぐぅ~っと舞台に引き込まれている感じが
今まで観て来た舞台とは、チョット違う感じでした
松さんと大竹さんが同じ舞台に立っている
コノ事だけでも、少なからず驚きですが
サスガにベテランの貫禄とでも言いましょうか
観客の視線を集中させる力を見せ付けられた感じです
さて、松さんはと言えば
相変わらず美しい・・・・・・・
献身的に尽くしたマリアを、静かにシッカリと演じてくれました
実力派5人に囲まれた彼女は、キチンと渡り合っていました
凛とした立ち姿を変らず見せてくれる彼女
30歳初の舞台は、記憶に残る作品になりました
コメント 0